スギ花粉の飛散が多くなり、花粉症の方はくしゃみが多くなっているのではないでしょうか?
くしゃみをする原因は、物理的な刺激(鼻粘膜を刺激する、冷気を吸うなど)や刺激物質の吸引、アレルギー反応などがあります。
くしゃみは基本的には鼻腔など上気道に付着した埃やウイルスなどの異物を、体外に排出しようとして起こる呼吸器における反射的な反応です。
これは不随意運動であり「自力で抑制」することはできません。くしゃみは、一回ないし数回の痙攣的な吸気をし、その後激しい呼気を発することです。
くしゃみのような努力呼吸時の吸気には胸鎖乳突筋、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋が使用されます。つまり、首の筋肉に負担がかかってきます。
また、努力呼吸時の呼気には内肋間筋、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋、広背筋といった腹部や背部の筋肉に負担がかかってくるのです。
では、くしゃみをすることで負担のかかった筋肉はどうすれば楽になるのでしょうか?
個人でできるものとしてはストレッチが有効です。
<首の左右のストレッチ>
肩の力を抜きリラックスさせます。右手を頭の左側に回し、ゆっくり右真横に引き寄せます。左肩が上がらないように注意してください。(左手を腰の後ろに持っていくと左肩が上がりにくくなります。)この状態で20秒~30秒。反対側も同様に行います。
<首の前側のストレッチ>
両手を下げ、あごをゆっくり引き上げ、首の前を伸ばします。後ろに大きく倒すと頸椎に負担がかかるので注意してください。約10秒。
<腹部のストレッチ>
うつ伏せの状態から両手で支えながら状態を反らしていきます。約20秒。
<背部のストレッチ>
背中を伸ばした状態で体の前で手を組み、腕全体をを前方へ伸ばすように肩甲骨から押し出していきます。背中が少し丸まるくらいまで押し出していきます。20秒~30秒。
<背部・腹部のストレッチ>
肩幅程度に脚を開いて立ち、手を組んで前に伸ばします。両足を動かさずに、上体を左右にひねっていきます。20秒~30秒。
以上のストレッチを×2セット試してみてください。
それでもお体が気になる場合は頸椎・胸椎の骨格調整、首から腰までの筋肉調整をすることで息苦しさは改善します。
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※当サイトで紹介している効果・効能については個人差のあるものであり、必ずしもそれを保証するものではありません。